map記号 | A | B | C | |||
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地点名 | 小川町 役場 |
〜 | 石尊山 山頂 |
〜 | 道の駅 | 〜 |
所要時間 | 1:10 | − | 0:50 | 休0:20 | 1:15 | |
累積時間 | 1:10 | − | 2:00 | 2:20 | 3:35 |
map記号 | D | E | F | G | |||
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地点名 | 萩平 | 〜 | 笠山 山頂 |
〜 | 堂平山 山頂 |
〜 | 剣ヶ峰 |
所要時間 | − | 1:00 | − | 0:45 | − | 0:20 | − |
累積時間 | − | 4:35 | − | 5:20 | − | 5:40 | − |
map記号 | H | I | J | K | ||||
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地点名 | 〜 | 白石峠 | 〜 | 定峰峠 | 〜 | 大霧山 | 〜 | 秩父高原 牧場 |
所要時間 | 0:10 | − | 0:40 | 休0:25 | 1:10 | − | 0:40 | − |
累積時間 | 5:50 | − | 6:30 | 6:55 | 8:05 | − | 8:45 | − |
map記号 | L | M | N | |||
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地点名 | 〜 | 皇鈴山 山頂 |
〜 | 登谷山 山頂 |
〜 | ゴール |
所要時間 | 0:45 | 休0:05 | 0:15 | − | 2:00 | − |
累積時間 | 9:30 | 9:40 | 9:55 | − | 11:55 | − |
外秩父の七つの峰を、馬蹄形に回る42kmのコースを歩くハイキング大会に、アスと父が参加しました。競争ではなく、自分のペースで楽しむ大会です。
42kmの距離を歩くのは初めてなので、完歩を目標に、スタート地点の埼玉県小川町役場(Map A)に行きました。(写真上)
参加人数は、約2,400人とのこと。
受付を済ませ、スタートからしばらくは町中の舗装路を歩いて行きましたが、やがてコースは、最初の峰「官ノ倉山」への登山道に入りました。(写真下1)
登る途中、登山道脇の崖の上にある「北向不動」前には、「不動の瀧」があって、くり抜いた丸太の中を沢の水が流れる、ちょっと変わった滝でした。(写真下2)
コースはいきなり急斜面の鎖場となり、渋滞気味に。(写真上)
登りつめて、官ノ倉山と双頭となっている石尊山山頂(Map B)のチェックポイントを通過すると(写真下1)、コースは山頂の狭い官ノ倉山はパスしていました。
一旦下って、再び町中(と言うか村中)をしばらく歩くと「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」(Map C)に着きました。(写真下2)
東秩父村は小川町と並び、ユネスコ無形文化遺産に登録されている和紙の産地です。
道の駅にはたくさんの出店があって、ここで食料調達も可能でした。
更にしばらく舗装路を歩くと、萩平という集落(Map D)を通りました。
この時期は、梅、桜、桃などが一斉に咲き、のどかな山里の景色を楽しむことができます。(写真上)
萩平を過ぎて、笠山への登山道へ入りました。
雑木林を1時間ほど登ると、2番目のチェックポイント(写真下1)がある笠山山頂(Map E)に着きました。(写真下2)
既に行程の3分の1以上が過ぎ、皆さんちょっと一休みといった感じです。
次に目指すは堂平山(どうだいらさん)。
笠山峠を過ぎて杉林を登ると、視界が開けてきて、天文台のある堂平山山頂(Map F)に着きました。(写真上)
ここは、ときがわ町。
出店が出ていて、ここでも食料調達が可能だったので、大会の時に限っては、あまり食料を持参しなくてもよいかもしれません。
山頂付近からパラグライダー用の開けた斜面があり(写真下1)、眺めもよく休憩したいところですが、時間の余裕はあまり無いので先を急ぐことにしました。
堂平山のチェックポイントに続いて、すぐに剣が峰(Map G)のチェックポイントを通過しました。
厳密には、剣が峰が本行程の最高地点です。
道は下って、白石峠(Map H)から一旦登り返すところに、長〜い丸太組みの(若干ハードルになりかかった)階段があって、この日一番の息が切れる登りでした。(写真下2)
定峰峠(Map I)で昼食にしました。(写真上)
これで、行程のちょうど半分まで来たことになります。
ここまで来れたご褒美と、後半戦へのやる気を引き出すために、峠の茶屋でアイスを買いました。
ここから大霧山までは、以前家族全員で登ったコースです。
前回は幼稚園生だったアスと、同じ辺りで同じポーズで撮影。(写真下1)
大霧山山頂(Map J)では、5番目のチェックポイントを通過しました。(写真下2)
粥新田峠まで下って舗装路に出たあとは、しばらく舗装路を歩きましたが、高原の気持ちのいい道でした。(この道も、おなじみ「関東ふれあいの道」)
このハイキング大会は、子供の参加自体が少なめですが、行程中アス以外の小学生女子の参加者とは、一度も会いませんでした。
そのせいか、アスはよく声をかけられ、応援していただきました。(写真上)
行列の「秩父高原牧場」(Map K)のソフトクリームはあきらめ(写真下1)、二本木峠を過ぎてラスト二峰への登りに入りました。(写真下2)
皇鈴山(みすずやま)山頂(Map L)は広く、あずま屋もありました。(写真上)
奥秩父方面の眺めがよいそうですが、この日は春霞であまり遠くは見えず。
チェックポイント通過後、笑顔のアスにも疲労の色が見え、小休止しました。
そして、目の前に見える登谷山(とやさん)を目指して歩くこと15分(写真下1)、ようやく最後となる7番目の峰に到着しました。(写真下2)
最後のチェックポイントを通過し、あとは下るだけ、と思いきや気付いてしまいました。
寄居町のゴールまで、距離の上ではまだ4分の1近く残っていることを。。。
「完歩証明書」がもらえる制限時間は迫っていましたが、下っても下っても、なかなか平地が近づいてきませんでした。(写真上)
大会のルール上、走るのは禁止なので、競歩のように歩くことに。
父が驚いたのは、アスがこれだけの距離を歩いた後に、ラストスパートができるほど成長していたことです。
何を思ったか、競歩状態のアスが「今、楽しい?」と聞いてきたので、父は息を切らしながらも、もちろん「すごく楽しい!」と答えました。
夕暮れの荒川を渡るころ、ようやく間に合うことを確信し(写真下1)、制限時間まで数分を残して、無事ゴールできました!(写真下2)