map記号 | A | B | C | D | |||
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地点名 | 柳小路 | 〜 | 藤の棚 公園 |
〜 | 紅葉谷 駅 |
〜 | 獅子岩 駅 |
所要時間 | 0:05 | 休0:05 | 0:20 | 休0:10 | 0:25 | 休 0:10 |
|
累積時間 | 0:05 | 0:10 | 0:30 | 0:40 | 1:05 | 1:15 |
map記号 | E | F | G | ||||
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地点名 | 〜 | 分岐 | 〜 | 弥山 本堂 |
〜 | 弥山 山頂 |
〜 |
所要時間 | 0:10 | − | 0:15 | 休0:10 | 0:15 | 休0:30 | 0:25 |
累積時間 | 1:25 | − | 1:40 | 1:50 | 2:05 | 2:35 | 3:00 |
map記号 | H | I | J | K | |||
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地点名 | 仁王門 | 〜 | 賽の河原 | 〜 | 白糸の滝 | 〜 | 大聖院 |
所要時間 | − | 0:15 | 休0:10 | 0:25 | − | 0:10 | |
累積時間 | − | 3:15 | 3:25 | 3:50 | − | 4:00 |
広島県宮島の弥山原始林は、日本三景の厳島神社と共に、世界遺産に登録されています。
今回は、広島市街の元安桟橋から船で宮島へ向かいました。(写真下1)
宮島に着くと、島内に住む、たくさんの人なつっこい鹿が出迎えてくれて、アキもアスも大興奮でした。(写真下2)
大潮の満潮でヒタヒタに浸かった社殿(写真上)で、まずはお参りを済ませました。
そして柳小路(Map A)を進んで、いよいよ弥山への登山のスタートです。
柳小路をぬけると、藤の棚公園(Map B)に出ます。(写真上)
この公園にある「山村茶屋」でロープウェーのチケットを買い、紅葉谷駅(Map C)から一気に「獅子岩展望台」へ向かいました。
ロープウェーは、途中で一度乗り継ぎがあり、窓からは早くも瀬戸内海の島々を眺めることができました。(写真下1)
獅子岩駅(Map D)に着くと、これから登る弥山山頂が姿を現しました。(写真下2)
弥山には、海外からの観光客の方々も大勢来ていました。
獅子岩駅すぐ近くの「獅子岩展望台」からの景色は、見事と言うほかありません。
以前、埼玉県の竹寺にあった「竹めがね」と同じ仕組みの、金属の筒がいくつも取り付けてあって、そこから覗いて見える島の名前が書かれていました。(写真上)
しばらく景色を楽しんだあと、山頂へ向けて出発しました。
道は一旦下り、紅葉谷への分岐(Map E)近くにある、「天然記念物 弥山原始林」の石碑(写真下1)を過ぎると、弥山本堂へ向けての上りになります。
本堂の前には霊火堂があって(Map F)、そこには弥山七不思議の一つ、1,200年間燃え続けている「消えずの火」があります。(写真下2)
でもこの日、釜の下の薪の火は、消えていないか心配になるくらい、はっきりとした炎は確認できない状態でした。(いいえ、消えてませんとも!)
本堂から上には、数々の巨大な奇岩が待ち構えています。
まず「不動岩」(写真下1)、そして「くぐり岩」(写真下2)が現れました。
山頂にも巨大な岩がたくさんあるのですが、山頂から下った先にも、弥山七不思議の一つである「干満岩」(写真上)がありました。
これは、潮の満ち引きに合わせて、岩に開いた穴の中の水位が変わるのだそうです。
この他にも、「舟岩」、「疥癬岩」、「鯨岩」などがありました。
山頂近くに、なぜこんなにも巨岩があるのか、とても不思議です。
山頂(Map G)にも、まるで庭園のように岩が並んでいました。(写真上)
ここからの景色もまた、すばらしいものでした。
また山頂には「弥山展望台」が建っていて、日差しが避けられる屋根の下で、座ったり寝転んだりして、ゆっくりと休憩することができました。(写真下1)
山頂から少し離れて立つ岩の上に、硬貨がたくさん投げ置かれていたので、アキとアスもお賽銭投げに挑戦しました。(写真下2)
下りはロープウェーは使わず、大聖院へと降りる登山道を歩きました。
仁王門(Map H)の先の分岐を右に曲がり、しばらく下ると石畳の敷かれた水平な道がありました。(写真上)
その後、賽の河原(Map I)と呼ばれるところで沢を渡りますが、そこに砂防ダム(写真下1)がありました。
自然の石を使って、一見石垣に見えるように作られていて、景観に配慮しているようです。
白糸の滝(Map J)の前で沢を渡り返すと(写真下2)、まもなく大聖院(Map K)が見えてきて、登山は終了です。
街へ戻ったところで、昼食を食べる店を探しながら、小路を散策しました。(写真上)
昼食には、名物のあなご丼と焼き牡蠣を堪能しました。
そのあと、ちょうど海が干潮になったので、大鳥居まで歩いて行くことができました。(写真下1)
巨大な鳥居を下から見上げれば、山頂の巨岩にも負けないド迫力です。
フェリー桟橋へは、また鹿とたわむれながら帰りました。
本物の鹿もかわいいですが、途中、笑った顔の鹿がとてもナイスなポスターを見つけました。(写真下2)