map記号 | A | B | C | D | |||
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地点名 | 大倉 | 〜 | 登山道 入り口 |
〜 | 分岐 | 〜 | 黒竜の 滝付近 |
所要時間 | 0:05 | − | 0:15 | − | 1:25 | 休0:10 | |
累積時間 | 0:05 | − | 0:20 | − | 1:45 | 1:55 |
map記号 | E | F | G | |||
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地点名 | 〜 | 十字路 | 〜 | 二俣 | 〜 | ミズヒ沢 |
所要時間 | 0:25 | − | 0:15 | 休0:10 | 0:50 | 休0:10 |
累積時間 | 2:20 | − | 2:35 | 2:45 | 3:35 | 3:45 |
map記号 | H | I | J | |||
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地点名 | 〜 | 後沢 乗越 |
〜 | 鍋割山山頂 (鍋割山荘) |
〜 | 金冷シ ノ頭 |
所要時間 | 0:45 | 休0:10 | 1:50 | (宿泊) | 1:30 | 休0:05 |
累積時間 | 4:30 | 4:40 | 6:30 | 1:30 | 1:35 |
map記号 | K | L | M | |||
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地点名 | 〜 | 塔ノ岳 山頂 |
〜 | 花立 山荘 |
〜 | 堀山 |
所要時間 | 0:20 | 休0:45 | 0:40 | 休0:15 | 1:50 | 休0:10 |
累積時間 | 1:55 | 2:40 | 3:20 | 3:35 | 5:25 | 5:35 |
map記号 | N | O | A | |||
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地点名 | 〜 | 分岐 | 〜 | 観音 茶屋 |
〜 | 大倉 |
所要時間 | 1:00 | − | 0:05 | 休0:20 | 0:35 | |
累積時間 | 6:35 | − | 6:40 | 7:00 | 7:35 |
『登る家族』初となる、山小屋利用の1泊2日登山は、目的地を丹沢の鍋割山と塔ノ岳にしました。
アスにも登れる、ちょうどよい距離に山小屋があり、そしていつもながら、展望がよいことを重視した結果です。
大倉の駐車場(Map A)に車を停めて、1日目は鍋割山へ向かって歩き出しました。(鍋割山山頂には、この日宿泊する鍋割山荘があります。)
大倉の舗装路から登山道へ入り(Map B)、まずは、四十八瀬(しじゅうはっせ)川沿いの西山林道へ向かいました。(写真上)
西山林道に出ると(Map C)、道は荒れた舗装路でした。(写真下)
西山林道は、四十八瀬川支流の沢を横切りながら、延々と続きました。
子供たちと母は、落ちていた木の枝を杖にして歩いていきました。(写真上)
途中アキが、ラフのリードに付いているヤマビルを発見!(写真下)
この辺りには、ヤマビル注意の看板がありますが、まさかこんなに早く出会ってしまうとは。
ヤマビルは、血が通っているわけでもないリードに吸いついて、離れませんでしたが、液体かゆみ止め薬をたらすと、あっさりポロリと落ちました。
(鍋割山荘のホームページで、事前に対処法を見て行きました。)
黒竜の滝への遊歩道もある、大きめの沢を通過し(Map D)、変則的な十字路(写真上)を過ぎると(Map E)、やがて勘七ノ沢を渡る地点の「二俣」(Map F)に着きました。
橋が苦手なラフは、抱っこしてもらって渡りました。(写真下1)
アキとアスは、水に手をつけて遊んでいましたが、沢の水は恐ろしくきれいに透きとおっていました。
次のミズヒ沢を渡る地点(Map G)で、長めの休憩を取ったあと、いよいよ登山道に入り、後沢乗越へ向かって登りました。(写真下2)
後沢乗越(Map H)からは、尾根道を鍋割山山頂へ向かって登りました。(写真上)
登っていくと、尾根道は次第に木がまばらになって、明るい道になっていきました。
いつもながら、スローペースで登ってきましたが、あまり遅くならずに山小屋へ着くことができそうなので、ほっとしました。
まるで、植木を剪定したかのような狭い空間を通り抜ければ(写真下1)、鍋割山荘のある山頂は、もうすぐです。
ようやくたどり着いた山頂(Map I)は、明るく開けた草原に、昔ながらの山荘が建っていました。(写真下2)
夕食までの間は、外で景色を眺めて、のんびり過ごしました。
山荘のご主人は、残念ながら私たちが到着後、すぐに下山されました。(一緒に写真を撮らせていただこうと思ったのですが、残念!)
山荘の前からは、秦野の街や、箱根、富士山方面の眺めが最高です。(写真上)
夕食には、アキとアスは山荘名物の鍋焼きうどんを食べました。(写真下1)
だいぶ冷えてきた体に、あつあつでとても美味しかったです。(父と母も味見させてもらいました。)
夕食後は、きれいな夜景を楽しむこともできました。(写真下2)
鍋割山荘さんのご厚意で、ラフは土間に泊めさせていただくことができました。(予約の時に、あらかじめ許可を得ておきました。ありがたいことに、快く受け入れていただきました。)
子供たちがまだ寝ている早朝に、待ちきれないラフと外へ出てみると、この日も朝からいい天気で、朝焼けの富士山がきれいに見えました。(写真上)
山荘の目の前には、子鹿もあらわれて、ラフも朝から大興奮でした。(写真は、本ページ下の「探してみてね」コーナーをご覧ください。)
昨日は、山頂の道標のところで写真を撮っていなかったので、朝食後、出発前に記念写真を撮りました。(写真下1)
『登る家族』としては、2日連続の山歩きは初めてでしたが、気合いを入れて2日目も出発しました。(写真下2)
この日は、鍋割山と金冷シ(きんひやし)ノ頭(Map J)の間の稜線、「鍋割山稜」を通って、塔ノ岳へ向かいました。
鍋割山稜は、ところどころがブナ林になっていて、気持ちよく歩くことができました。(写真上)
また、木の間からは、丹沢山や蛭ヶ岳を見ることもできました。
金冷シノ頭を通過して、霊峰大山(写真下1)を眺めながらひと登りすると、「尊仏山荘」の建つ、塔ノ岳山頂(Map K)に着きました。
さすがに人気のある山で、山頂には、すでにたくさんの登山者が登ってきていました。(写真下2)
下山は、金冷シノ頭までもどり、そのまま大倉尾根を下りました。
この日は9月の下旬でしたが、平地では30℃を超える暑さだったので、山の上でも結構な暑さで、アキとアスは、「花立山荘」(Map L)でかき氷を食べました。(写真上)
大倉尾根は、反対方向に登ってくる人たちが気の毒になるほど、延々と下りが続きました。
「堀山の家」と「駒止茶屋」の間の堀山(Map M)付近では、傾斜が一時緩やかになり、つかの間の足休めになりましたが(写真下1)、その後はまた、「見晴茶屋」まで急な下りが続きました。(写真下2)
見晴茶屋を過ぎると分岐(Map N)があります。(写真上)
長い下りで足もガクガクだったので、短い左のコースへ進みました。
先ほど別れた道と、再び合流した後に「観音茶屋」(Map O)がありました。
そこで休憩を取り、アキとアスは牛乳プリンを食べました。(写真下1)
これに使用されている牛乳は、そこから少し下ったところに放牧されていた牛(写真下2)のものだそうです。
2日間、子供たちもよくがんばりましたが、結局、また一番元気に下りてきたのはラフでした。(写真下3)