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八ヶ岳連峰横岳2,829mreport        2018/8/14

コースタイム

map記号 A B C D E F
地点名 海の口
自然郷
登山口
杣添
尾根
入口
杣添
尾根線
@
杣添
尾根線
A
三叉峰 横岳
山頂
所要時間 0:30 休0:05 1:05 休0:05 1:40 休0:05 0:25 休0:05 0:25 休0:30
累積時間 0:30 0:35 1:40 1:45 3:25 3:30 3:55 4:00 4:25 4:55
map記号 E D C B A
地点名 三叉峰 杣添
尾根線
A
杣添
尾根線
@
杣添
尾根
入口
海の口
自然郷
登山口
所要時間 0:20 0:15 1:35 休0:10 1:10 休0:05 0:30
累積時間 5:15 5:30 7:05 7:15 8:25 8:30 9:00
※一般的な登山ガイドに載っているコースタイムよりもスローペースです。
 短い休憩は、上記の時間の中で随時取っています。

Map

横岳 コースマップ


横岳 標高グラフ

杣添(そまぞえ)尾根から日帰り登山

横岳 海の口自然郷登山口

八ヶ岳連峰の横岳を、主稜線東側の杣添尾根から日帰りで往復しました。
今回は、アスが体調不良のため、アキと父のコンビです。
海の口自然郷の登山口(Map A)にある駐車スペースに車を停めて、初めは「富士見岩遊歩道」を進みました。(写真上)
別荘地を抜け砂利の林道に出て、沢にかかる橋を渡ると、杣添尾根への登山道入り口(Map B)がありました。(写真下1)
登山道に入るとすぐに、細い沢の橋を渡りますが、その辺りからしばらくの間は、苔むした針葉樹林帯が続いていて(写真下2)、様々なキノコもたくさん生えていました。(写真下3,4)

横岳 杣添尾根入り口 横岳 苔むした針葉樹林
横岳 赤キノコ 横岳 黄色キノコ

杣添尾根上部

横岳 ダケカンバ支尾根からメインの尾根線上に出て(Map C)、標高2,500m付近で針葉樹林帯を抜けると、ダケカンバの明るい森に変わりました。(写真上)
更に標高2,700m付近からはハイマツ帯に変わり、一旦外れた尾根線上に再び出ると(Map D)、これから登りつめる先の三叉峰が見えました。(写真下1)
振り返ると、雲の切れ間から野辺山高原の眺望も。(写真下2)
今回は雲に覆われ、全体的に眺望は今ひとつでしたが、ハイマツ帯の岩場では、クジャクチョウ(写真下3)やコケモモ(写真下4)を観察することができました。

横岳 ハイマツ帯 横岳 野辺山高原の眺望
横岳 クジャクチョウ 横岳 コケモモ

主稜線上

横岳 三叉峰から臨む主稜線

父にとっては、学生時代に山小屋でアルバイトをしていたこともある八ヶ岳ですが、主稜線東側からの登山は初めてだったので、新鮮な気持ちで登ることができました。
三叉峰(Map E)まで登ると、時折り雲が晴れて、これから進む稜線の道が見えました。(写真上)
稜線の西側斜面には、小同心の岩壁も見ることができました。(写真下1)
稜線上には所々、トウヤクリンドウの白い花が咲いていました。(写真下2)

横岳 小同心 横岳 トウヤクリンドウ

横岳山頂

横岳 山頂を臨む地図上に標高が記されている地点は、比較的広いピークですが、そこに横岳の標柱は無く、更に北側のピーク(写真上)へと進みました。
ハシゴが2箇所かかったルートは、左右が切れ落ちていましたが、高校生になったアキは難無くクリアし(写真下1,2)、標柱の立った山頂(Map F)へ着きました。(写真下3)
ちょうど登頂したころは雲に覆われてしまいましたが、雲に窓が開いたような、不思議な光景を見ることができました。(写真下4)

横岳 ハシゴ@ 横岳 ハシゴA
横岳 山頂 横岳 雲に開いた窓

探してみてね探してみてね

横岳 苔のオブジェ

    苔のオブジェ

横岳 白骨化したハイマツ

   白骨化したハイマツ

横岳 やたらとまとわりついてくる虫

やたらとまとわりついてくる虫


お薦めポイント

  • 苔むした針葉樹林から、広葉樹林、ハイマツ帯、高山植物の咲く稜線と、変化に富んだ景色が楽しめる。
  • 天気が良ければ、周辺の山々の大パノラマが見られるはず。。。