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蕎麦粒山(そばつぶやま)1,473mreport    2012/11/10

コースタイム

map記号 A B C D E
地点名 有間峠 登山口 鉄塔 オハヤシ
の頭
小ピーク
所要時間 0:20 0:25 休0:05 0:40 休0:05 1:15 0:15
累積時間 0:20 0:45 0:50 1:30 1:35 2:50 3:05
map記号 F D C A
地点名 蕎麦粒山
山頂
オハヤシ
の頭
鉄塔 有間峠
所要時間 休0:10 0:40 0:30 休0:05 0:35
累積時間 3:15 3:55 4:25 4:30 5:05
※一般的な登山ガイドに載っているコースタイムよりもスローペースです。
 短い休憩は、上記の時間の中で随時取っています。

Map

蕎麦粒山 コースマップ


有間峠までの林道

蕎麦粒山 有間峠蕎麦粒山は、東京都と埼玉県の、都県境の稜線上にある山です。
蕎麦の実のような、きれいな三角形の山容から、この名が付いたようです。
今回は、埼玉県飯能市の名栗湖から続く林道を利用して、有間峠(写真)側から登ることにしました。
この林道のおかげで、短時間で山頂へ登ることができるのですが、狭くて非常に長い林道で、アキと初参加のラフは、車酔いしてしまいました。
ようやく着いた有間峠(Map A)の路肩スペースに駐車し、朝食をとったあと、登山を開始しました。
(冬季は、林道が通行止めとなるので、事前に確認が必要です。)


まずは林道歩き

蕎麦粒山 林道から

地図では、尾根上に登山道があるようなのですが、しばらくは歩きやすい林道を行くことにしました。
紅葉をバックに写真を撮りながら(写真下1)、スローペースで進みました。
車でかなり登ってきているので、この林道からでも十分にいい眺めです。(写真上)
林道と尾根筋が近づいたところで、登山道に入りました。(Map B)
登山道への入り口は、踏み跡がしっかりついていたので、容易に発見できました。(写真下2)

蕎麦粒山 林道の紅葉 蕎麦粒山 登山口

階段状の急登&やせ尾根

蕎麦粒山 階段 登山道に入ってしばらくは、板で補強された小さな階段が続いていました。
子供たちとラフには、ちょうどよい段の大きさで、歩きやすそうです。(写真上)
どんどん高度を稼いでいくと、送電鉄塔のある開けた場所に出ました。(Map C)
ここからの眺めも大変よく、稜線上の日向沢ノ峰(ひなたさわのうら)も、間近に迫って見えます。(写真下1)
小休止のあとは、鉄パイプの橋(写真下2)も出てくる、やせた尾根を登って、稜線を目指しました。
アキとアスは、少しスリルを味わいましたが、一番びびっていたのはラフです。
ラフは結局、アキに抱っこされて橋を渡りました。

蕎麦粒山 鉄塔 蕎麦粒山 鉄パイプ橋

快適な稜線歩き

蕎麦粒山 落ち葉に同化するラフ

オハヤシの頭(Map D)に出たところで、また少し休憩をとりました。
ラフは、落ち葉に同化して休んでいます。(写真上)
既にだいぶ葉の落ちた木々の向こうに、富士山が見えました。(写真下1)
ここからは緩やかな稜線上を、蕎麦粒山山頂を目指して進みました。
この稜線上が、都県境となっています。
防火帯として木が切り開かれた稜線は、歩きやすく、明るく気持ちのいい道です。(写真下2)

蕎麦粒山から見た富士山 蕎麦粒山 稜線上

山頂で

蕎麦粒山 山頂への登り小ピーク(Map E)を過ぎると、一旦急な下りとなります。
そこから稜線を登りきれば(写真上)、蕎麦粒山の山頂(Map F)です。
山頂には、既に何人かの登山者が、休憩をとっていました。
山頂は疎林の中にありますが、都心側の展望は開けていて、眺めは最高です。(写真下1)
眺めを楽しんでいると、飛行機のような、めずらしい形の雲が現れたので、カメラに収めました。(写真下2)

蕎麦粒山 山頂 蕎麦粒山 飛行機雲

帰路

蕎麦粒山 ダケカンバ

下りは、往路をそのまま引き返しました。
オハヤシの頭
を通り過ぎないように、注意が必要です。
もっとも、時間に余裕があれば、日向沢ノ峰まで足を伸ばすのも良いかもしれません。
登りには気付きませんでしたが、ダケカンバの枝が青空に白く映えて、とてもきれいに見えました。(写真)
最悪、抱っこで登り降りすることになるかと思っていたラフですが、結局、一番元気で下りてきました。


探してみてね探してみてね

蕎麦粒山 東京スカイツリー

    東京スカイツリー

蕎麦粒山 便器の木

     便器の木

蕎麦粒山 空洞の木@

     空洞の木@

蕎麦粒山 空洞の木A

     空洞の木A


お薦めポイント

  • 林道を利用して、比較的短時間で、山頂に立つことができる。
  • 緩やかで、明るい雑木林の稜線歩きが気持ちよい。