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Bukit Timah(ブキティマ) 164mreport  2013/08/14

コースタイム

map記号 A B C D C
地点名 ビジター
センター
Simpang
Hut
分岐 Bukit Timah
山頂
分岐
所要時間 0:25 0:10 0:05 休0:05 0:05 0:35
累積時間 0:25 0:35 0:40 0:45 0:50 1:25
map記号 E F G H A
地点名 分岐 分岐 洞窟 South
View Hut
ビジター
センター
所要時間 0:05 0:05 0:05 休0:20 0:05
累積時間 1:30 1:35 1:40 2:00 2:05
※一般的な登山ガイドに載っているコースタイムよりもスローペースです。
 短い休憩は、上記の時間の中で随時取っています。

Map

ブキティマ コースマップ


ブキティマ自然保護区へ

マリーナ・ベイ・サンズから見たブキティマシンガポールへの旅行中に、シンガポール最高峰である、ブキティマへ登ってみました。
最高峰といっても標高は164mですが、市中心部のマリーナ・ベイ・サンズからも、遠くにその姿を見ることができます。(写真上)
今回は時間節約のため、タクシーで自然保護区入口のビジターセンター(Map A)へ向かいました。
まずは、ビジターセンター横の石碑で記念写真。(写真下1)
ビジターセンター内の展示によると、昔はシンガポールにもトラが住んでいたようです。(写真下2)。

ブキティマ ビジターセンター前 ブキティマ トラの写真

シンガポールの高尾山?

ブキティマ メインロード

上りは、Main Roadである赤ルートと呼ばれる道を登りました。
赤ルートは、すべて舗装されていて、ジョギングしたり、後ろ向きに歩いたりと、様々な登り方をしている人々でにぎわっていました。(写真上)
まるで、早朝の高尾山のような感じです。
Simpang Hutという名の、あずま屋風の休憩所(Map B)を過ぎると、山頂への最短ルートである階段(写真下1)がありますが、今回は階段は登らずに、そのまま赤ルートを進みました。
道のところどころには、動植物の解説板が設置されていて、写真下2は「ケランジ」という木の、見事な板状根です。

ブキティマ 山頂への階段 ブキティマ ケランジの板状根

山頂の様子

ブキティマ 山頂の石碑下りルートとして考えていた、Tiup Tiup Pathへの分岐(Map C)を確認しながら登っていくと、間もなく山頂(Map D)へ到着しました。
のんびり歩いて、約40分で着きました。
山頂は、展望はききませんが広場になっていて、Summit Hutという休憩所がありました。(写真下1)
また、山頂には鉄塔が2本建っていて、これを目印に、遠くからでも山頂の位置を確認することができます。(写真下2は、そのうちの1本)
石碑には、北緯1°21′と書かれていて、赤道に近いことを実感しました。(写真上)

ブキティマ サミット・ハット ブキティマ 山頂の鉄塔

下りはジャングルトレッキング

ブキティマ ティアップ・ティアップ・パス

分岐(Map C)までもどり、予定通り、Tiup Tiup Pathを通って、緑ルートと呼ばれる道で下ることにしました。(後に、緑ルートは変更されているらしいことに気付いたのですが。)
Tiup Tiup Pathの初めは、階段状の下りでした。(写真上)
下りきったところを右に曲がると、ジャングルトレッキングの雰囲気がある山道になりました。(写真下1)
途中、巨大な倒木が道をふさいでいましたが、乗り越えるための足場が作られていたので、無事通過できました。(写真下2)

ブキティマ ジャングルトレッキング ブキティマ 巨大な倒木

出会った動物たち

ブキティマ リス下りの途中で、いくつかの野生動物に出会うことができました。
まずは、リス。(写真上)
次に、和名がカザリオウチュウという鳥を見つけました。(写真下1)
他の鳥などの物まねが上手らしく、Mimic-Kingと呼ばれているそうです。
そして、この鳥を見ていると、近くにケラと呼ばれるサルが現れました。(写真下2)
野生動物をたくさん見ることができて、アキもアスも大喜びでした。
人を恐れるようすもなく、そうかと言って日本の観光地のサルのように、食べ物目当てに寄ってくるでもなく、じっくり観察することができました。

ブキティマ カザリオウチュウ ブキティマ サル

スコールの中を下山

ブキティマ ケーブ・パスへの分岐

道は分岐(Map E)に突き当たり、そこからCatchment Pathを下りました。
そして、次の分岐(Map F)で右折して、Cave Pathへ入りました。(写真上)
このCave Pathの途中には、旧日本軍が掘った、洞窟(Map G)があります。(写真下1)
入り口には鉄格子があり、中に入ることはできません。
この辺りから、スコールが降り始めたので、South View Hut(Map H)で雨宿りをしました。(写真下2)
少し休憩した後も、まだスコールはやまなかったので、持っていた折りたたみ傘をさして、ビジターセンターへ戻りました。

ブキティマ 旧日本軍の洞窟 ブキティマ サウス・ビュー・ハット

下山後、もう一つの目的地へ

ブキティマ 現地ルートマップ赤道に近いシンガポールなので、とても暑いのではないかと思っていましたが、8月に関して言えば、日本の関東平野部よりも、むしろ過ごしやすいくらいでした。
今回、South View Hutに設置されたルートマップ(写真上)を見ていて、日本から用意して行った地図と、緑ルートが異なっていることに気付きました。
本ページの上部に載せたMap中の長破線範囲は、緑ルートではなくなっていたようです。
スコールは、ビジターセンターに着いたころには、すっかりあがりました。
大通りまで、歩いて出たところでタクシーを拾い、この日のもう一つの目的地、シンガポール動物園に向かいました。
シンガポール動物園は、動物の種類の多さでも、日本の動物園に引けを取りませんが、印象的だったのは動物との距離感が近いことです。
何種類かのサルたちは、柵を隔てない散策路わきの木に居たりしました。(写真下)
動物園からの帰りは、路線バスでアンモキオ駅へ行き、そこからMRTで宿泊地まで戻りました。

シンガポール動物園

探してみてね探してみてね

ブキティマ 巨大なアリ

     巨大なアリ

ブキティマ 巨大な板状根

     巨大な板状根

ブキティマ 幹に実がなる木

    幹に実がなる木

ブキティマ トゲトゲの木

     トゲトゲの木

ブキティマ ヘビのようなツル

 ヘビのようなツル

ブキティマ まっすぐなツル

  まっすぐなツル


お薦めポイント

  • 舗装路のみで往復することも可能なので、スニーカーでもOK。
  • 野生動物と出会えることも。