神奈川県横須賀市にある、東京湾に浮かぶ無人の自然島「猿島」へ、父と母で行ってきました。
幕末には台場として、明治から終戦までは旧日本軍の要塞として使用された島です。
猿島へは、三笠ターミナルから船に乗り10分ほどで着きます。(写真上)
今回は、島を案内してくれるガイドツアーに参加しました。(写真下)
ナビゲーターの方の大変わかりやすい解説を、貸し出されたイヤホンによって、少し離れてしまっても聞くことができるので、とてもお勧めです。
旧日本軍の兵舎や弾薬庫、当時のトイレ!などを見学しながら進みました。(写真上)
当時は均一な煉瓦を作るのが難しかったため、結果として色とりどりの美しい壁が出来上がったのだそうです。
軍事目的で造られた施設でありながら、どこか「異空間」感が漂う長いトンネルを抜けて(写真下1)、砲台跡に着いたところでガイドツアーは終了。
ここからは各自で桟橋まで戻ることになります。
私たちは、頂上展望台を通るルートで戻ることにし、整備された階段を登っていきました。(写真下2)
頂上には展望台としての建造物がありましたが、老朽化のため立ち入り禁止でした。
それでも東京湾の美しい景色を見ることができました。(写真上)
頂上から先はしばらく尾根道を進み、階段を下りるとガイドツアーのルート上に戻ることができます。
帰りの船を待つ間、少しの時間海岸を散策。(写真下1)
海の水は、東京湾とは思えないほど澄んでいました。
三笠ターミナル隣の三笠公園には、世界三大記念艦とされる「三笠」があり、乗艦して見学することができます。
こちらもガイドの方の説明を聞きながら見学し(写真下2)、最上艦橋まで登ってきました。