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小谷城跡本丸跡:約350mreport          2014/08/11

滋賀県にやって来ました

小谷城跡 絵図戦国時代、北近江を治めていた浅井(あざい)氏の居城であった小谷(おだに)城は、小谷山(495m)の尾根筋に築かれた山城です。
今回は、奥琵琶湖の景色を眺めながら、「本丸」(標高約350m)までの山歩きを楽しみました。
小谷城戦国歴史資料館」前から登り始めて、「金吾丸」の上部(写真上の現在地付近)からは、早速琵琶湖が眺められました。
湖に浮かぶような竹生島も、くっきりと見えました。(写真下)

小谷城跡からの竹生島

あなどるなかれ、けっこう登山です

小谷城跡 登り

直前に通過した台風の影響で、登山道には倒れた木が散乱したりしていました。(写真上)
道は登山道ですので、通常の城や城跡めぐり感覚ではなく、それなりの心構えで出かけた方が良いと思います。
要所々々には、その場所の解説が絵付きで表示されているので、とてもわかりやすいです。(写真下1は、「御茶屋」から「本丸」までの図)
「番所」を過ぎて「馬洗い池」(写真下2)に着くと、台風の後ということもあってか、池には水がたっぷりと溜まっていました。

小谷城跡 解説表示 小谷城跡 馬洗い池

「大広間」と「本丸」

小谷城跡 大広間からの眺望千畳敷とも呼ばれる「大広間」からは、奥琵琶湖の景色が、更に遠くまで見えました。(写真上)
この場所は、NHKの大河ドラマの撮影にも使われたとのことです。
「大広間」の山頂寄りの端には、石垣が見え(写真下1)、その上が「本丸」となっています。
「本丸」は、それほど広いスペースではなく、平地にも無数の木がはえてきていて、森に返ろうとしているかのようでした。(写真下2)
時間に余裕があれば、山頂の「大嶽」まで、足を伸ばすのも良いかもしれません。

小谷城跡 大広間 小谷城跡 本丸

出会った生き物

小谷城跡 ノウサギ

小谷山では、たくさんの生き物に出会うことができました。
写真上のノウサギと、写真下1のタマムシを、アキとアスは初めて見ました。
写真下2のカエル(一見トノサマガエルのようですが)は、「馬洗い池」の周りばかりでなく、「大広間」の草地にもたくさんいました。(これも台風の影響なのでしょうか。)

小谷城跡 タマムシ 小谷城跡 カエル

お薦めポイント

  • 美しい奥琵琶湖の景色が楽しめる。
  • わかりやすい絵付きの解説表示で、山城の造りを知ることができる。