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五行山(Marble mountain)108 mreport  2020/01/10

ダナン近郊

五行山 グラブで行くベトナムの都市ダナン郊外にある五行山に登ってきました。
五つの連山からなる自然の山ですが、今回登った最も高いトゥイソンでも標高108mしかなく、寺院と一体となった観光スポットなので、番外編に載せています。
今回、初めてライドシェアアプリGrabを利用して、ダナン市街地から五行山へ向かいました。(写真上)
山腹にある七重の塔、サーロイ塔まではエレベーター(写真下1)でも行けますが、アキ、アス、父は階段の道を歩いて登ることにしました。(写真下2)
土産物屋を過ぎて急な階段が始まる地点に、チケット売り場があります。

五行山 サーロイ塔とエレベーター 五行山 登山口

まずは中腹へ

五行山 リンウン寺

5分ほど登ると、屋根に龍が乗ったリンウン寺へ到着。(写真上)
そこから少し登った先に、ふもとから見えていたサーロイ塔の建つ展望広場があり、エレベーターで上ってきた母、お祖母ちゃんと合流しました。
エレベーターへの橋からは、残り4つの山が眺められました。(写真下1)
平地に切り立った山が置かれている感じで、何とも不思議な光景です。
リンウン寺まで戻って、建物脇の道を行くと、タンチョン洞窟があります。
洞窟内には仏像があって(写真下2)、奥の岩を数段登った先には、涅槃(ねはん)仏も掘られていました。
次に、最も大きなフィエンコン洞窟へ向かおうと思ったのですが、案内板の見取り図が大雑把すぎて、行き方がよくわかりませんでした。

五行山 展望広場からの景色 五行山 タンチョン洞窟

洞窟の穴をくぐって

五行山 岩のトンネルそこで、とりあえず山頂らしき方向へ登っていくことに。
岩の壁にあいたトンネルをくぐると、ちょっとした広場に出ました。(写真上)
時間があれば、のんびりくつろぎたくなる場所です。
山頂へは、入口がこの広場に面しているヴァントン洞窟に入り、仏像の奥の岩の段を登って、更に狭い穴をくぐり抜けて行きます。(写真下1)
まるで探検隊になったような気分でした。
穴を抜ければ、そこからは登りやすい階段で、山頂へはもうすぐです。(写真下2)

五行山 ヴァントン洞窟 五行山 山頂へ

山頂とフィエンコン洞窟

五行山 山頂

山頂からは、残り4つの山のほか、海も眺められました。(写真上)
別名Marble mountainの名の通り、山全体が大理石なのですが、山頂の岩はみんなの靴で磨かれて、特に滑りやすくなっていました。
山頂からの下りは別ルートがあって、そちらから登ってくる人もいましたので、探検隊にならなくても山頂へ行くことは可能です。
道に迷いながら下っていく途中に、「玄空関」と書かれた石の門があり(写真下1)、その奥にホアギエム洞窟フィエンコン洞窟と続いていました。
フィエンコン洞窟は高さ方向にも広く、かなり高い位置に大仏が鎮座していました。(写真下2)
天井には、ベトナム戦争の空爆で空いたとされる穴があって、日の光が差し込んでいました。

五行山 玄空関 五行山 フィエンコン洞窟

バナヒルズにも行ってみた

バナヒルズ ゴールデンブリッジ同じくダナン郊外にある、中世フランスの街並みをイメージしたテーマパーク、バナヒルズにも行ってみました。
同じベトナムのファンシーパン山にあるものに抜かれるまでは、世界一の長さだったケーブルカー(日本で言うところのロープウェイ、またはゴンドラ)で、一気に山の上に到着。
フランス風かどうかはさておき、巨大な手の形をした橋脚に支えられたゴールデンブリッジは、異世界への懸け橋のようです。(写真上)
天気が良くなかったのが残念ですが、これはこれでとても神秘的な光景でした。


お薦めポイント

  • ダナン市街地から近く、登山道やエレベーターも整備されているので気軽に登れる。