タイで訪れた、「黄金の丘寺院」とも呼ばれるワット サケットについて紹介します。
バンコク市内には、有名な寺院が数多くありますが、『登る家族』としては、ここを訪れないわけにはいきません。
高さ80mほどの人工の丘に建てられた寺院で、丘の周囲に付けられた344段(らしい)のらせん階段で登ることができます。(写真上)
今回は、定番の水上バスで、チャオプラヤー川の船着き場プラアティットまで行き、そこから徒歩で、こちらも有名なカオサン通りを抜けて向かいました。
途中の水路では、全長2mほどのオオトカゲ?(写真下)が泳いでいるのを、アキが発見!(最初はワニかと思いました。)
昨年の洪水の影響なのか、それとも、それほど珍しいものではないのか?
多少道に迷って細い路地に入りこみつつも、なんとか丘のふもとへたどり着きました。
丘のふもとには、十二支の像が並んでいました。(写真下1)
なぜか羊はヤギっぽく、亥はブタでしたが、タイではこうなのでしょう。
登り口では狛犬の替わりに、タイらしく2匹のゾウが出迎えてくれました。(写真下2)
いよいよここから登りです。
階段の段数は344段といいますから、以前日光東照宮で約200段の階段を登りましたが、それよりもかなり多いことになります。
観光客に交ざって、オレンジ色の袈裟を着た僧侶が、何人も登っていました。
頂上へは、ひたすら階段が続きます。(写真上)
途中、様々な大きさの釣り鐘(写真下2)や、大きなドラ(写真下3)があって、鳴らすことができます。
きっと、それらには宗教的な意味があるのだと思いますが、子供たちも飽きずに登ることができるので、たいへん助かります。
登るに連れて、景色もどんどん良くなっていきました。
頂上直下の、仏像が並ぶ礼拝堂でお祈りをしてから、頂上に登りました。
黄金の仏塔の周りに回廊があって、バンコクの景色を360°楽しむことができました。(写真下)
備え付けられていた赤い布地に願いごとを書いてから(写真上)、下り始めることにしました。
子供も楽しむことができる、とても魅力的な寺院でした。