マレーシアで訪れた、バトゥ ケイブについて紹介します。
クアラルンプール郊外にあるヒンドゥー教の聖地で、272段の急な階段を登った先の、巨大な石灰岩の洞窟に、ヒンドゥーの神々がまつられています。
バンコクのワット サケットと同様、『登る家族』としては、クアラルンプールでここを訪れないわけにはいきません。
今回は、市中心部から、マレー国営鉄道が運行しているKTMコミューターに乗って向かいました。(写真上)
Batu Caves駅を降りると、いきなり巨大なサルの戦士ハヌマーンに迎えられました。(写真下)
バトゥ ケイブへは、大祭「タイプーサム」の時期には、針や鉄串を体に刺した信者たちが行進してくるそうです。
長くて急な階段にも圧倒されますが、その入り口に立つ、巨大で黄金色の軍神ムルガンが、ひと際目を引きます。(写真上)
ムルガンは、破壊神シヴァの息子で、ゾウの頭をしたガネーシャの弟にあたるそうです。
入り口の門の上にも、さまざまなヒンドゥーの神様の像が並んでいます。(写真下1)
階段は人で大変混みあっていましたが、たくさんの野生のサルもいたので、持ち物を取られたりしないよう注意しながら、ひたすら登りました。(写真下2)
階段を登りきったら、そこが洞窟の入り口です。洞窟の入り口にも、小さめのムルガン像が立っています。(写真上)
少し階段を降りて洞窟内の広い空間へ入り、その先でまた階段を登りなおすと、天井が抜けて光が差し込む最奥部に到着しました。(写真下1,2)
ここには聖者スプラマニアンがまつられています。
お賽銭を、まるいポストのようなものへ入れました。(写真下3)
階段を下る途中、サル2匹の間に入って記念写真を撮っていると(写真上)、子供たちが、サルにつかまれてしまいました。(写真下1)
一時は、アキの肩にまで乗ろうとしてきました。
友好的なサルだったのか、ケガをすることもなく、放してくれて幸いでしたが。(仲間に見えたのでしょうか?)
サルたちを観察するのも結構楽しいもので、どこから手に入れたのか、ヤシの実に手をつっこんで、すくって飲んでいるサルもいました。(写真下2)
市中心部に戻ってから、クアラルンプールのシンボルになっている、KLタワーへ行きました。(写真上)
こちらは、文明の利器を使って展望台まで登りました。
もう一つのシンボルである、ペトロナス ツインタワーの夜景がとてもきれいでした。
夕食はヒンドゥーにちなんで、インビ通りのベルジャヤ タイムズ スクエア横を入ったところにあるインド料理店で、カレーとタンドリーチキンをいただきました。(写真下)
現地の人達で大変にぎわっているお店で、値段も驚くほど格安でした。